我が家は、『大熊町の中心部下野上地区(大野駅周辺)を第 二の復興拠点として複合開発整備』する為に優先的に除染をしてくれると言う、非常に有り難~~~いお言葉を大熊町と福島県から頂きました

 

で、我が家の敷地内にある土地や建物の除染の時には一々立ち会わないといけなんだとか

あっちは仕事でやってるからそれでも良いべげんど、こっちは仕事を休んで行かないといけないんだぞ~

 

んで、俺らが経営していた果樹園の除染方法とは、

 1.支線・支柱等の取り外し

 2.支線・支柱等は廃棄物とせず、農地の一部に整理し仮置き

 3.除草

 4.果樹の伐採

 5.抜根

 6.耕土の剥ぎ取り、同時に覆土。15cm程度の耕起

 

だとさ

 

 

 

今回は前日に福島市に泊まったので、国道144号線で浪江町津島地区を通り帰還困難区域へ入りました

 

国道114号添いにある高校の同級生んち

現在は、福島の「復興牧場」こと『農業生産法人「フェリスラテ」』で役員をやってるんだとさ

 

子供達にもお馴染みな浪江町にあったスーパーマーケット

国道6号線を南下して大熊町入り 

 

約半年ぶりの我が家は・・・

 

お~綺麗になっている

 

見た目だ・け・は、な

 

町道なんかも除染作業で歩きやすくなってますよ・・・今の内だ・け・は、な

 

これが今回立ち会う必要があった、我が家の持ち物で共同防除の機会舎として使って居た倉庫です

 

一通りの説明を受け書類にサインしたら、はいしゅ~りょ~

たった30分の為に、千葉県から往復7時間も掛けて来てらんね~べ~

 

次も、なんかの集まりの次の日にしてやっぺ

 

用事が済んだら近所の散策 

 

2011年3月までは「T〇〇カントリークラブ」と揶揄される程に綺麗に草を刈っていた隣の梨園は、

 

『4.果樹の伐採』されて暫く放置してあったらしく草ぼ~ぼ~

 

”ポニーが居る梨園”だったF森さん所も、

 

同級生がやってたF森ファームも、、『4.果樹の伐採』まで進んで居る様です

 

K谷さん園(左)とI田さん園(右)

 

両園地とも、『4.抜根』まで済んだ様ですが、左側のK藤さん園はさすがぁ

まだ、粘っている様ですな

 

大熊町役場前の梨園地

 

幹まで伐られていたO野寺さん園(左)と、まだ幹は残っているF山T雄さん園(右)

 

『2.支線・支柱等は廃棄物とせず、農地の一部に整理し仮置き』

こんな物は使えね~し、使わないと思うぞ

 

耕作放棄地は草ボ~ボ~のままで、変なの~

 

『4.果樹の伐採』で、まだ太い枝が残っているF山Tさん園

常磐線を跨ぐ陸橋から真っ先に見えたのがこの園地でした

 

極一部のゼネコンの儲けになってなければ良いんだけどな

 

さて、我が園地はと言うと・・・

御覧の通り、原発事故の後は放置したま~んま 

 

梨園は勿論、キウイフルーツ園もこの通り

 

和梨・洋梨やキウイの樹ってホント強く活きていて、こいつらを伐るなんて許可が出せる訳がね~べや

 

そうなんです、我が園地は除染の許可を出してナシだったのです~

 

1904年からまだまだ活きて居る、開園記念樹様

大丈夫、俺の目の黒い内は除染なんてさせね~ぞ・・・たぶんな

な~にが「復興」だよ!!(怒)” に対して4件のコメントがあります。

  1. 南方克則 より:

    高野さんのFBから来ました
    シェアさせてください

  2. 梨親父 より:

    南方さん
    どうぞ~!

  3. 佐藤潤子 より:

    Unknown
    梨園の除染許可を出さないお父さんの気持ちを応援します。その気持ちを、きっと子どもたちも継承してくれるでしょう。そして、大学入学おめでとうございます。

  4. 梨親父 より:

    潤子先生
    有り難う御座います(^^ゞ

    お陰様で、長女は楽しそうにキャンパスライフを送って居ますヽ(^。^)ノ

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