全国ナシ研究大会現地視察

 

下伊那郡松川町の宮下園・・・この地には「宮下」姓が多いのに気づいた旧姓宮下の妻

この園地は中央高速道のすぐ北に位置してて、気温が低いそうです

 

二十世紀を中間台とした南水栽培

10a辺り12,000果・・・つまり12,000枚/反の袋かけ

 

ラ・フランスやル・レクチェも栽培してるけど、これも袋かけ大変そう

 

先端の枝の伸びが良いと思ったら、ジベレリン処理をしてるそうです

 

バイパス手術の成功例・・・これは上手い

 

短花枝の整理の様子

省力化の為に芽かきをするんだそうな

 

収穫直前には破袋をする

これも、かけた数だけするんだから大変・・・オライは無袋ばっかだったからなぁ

 

摘蕾作業を省くため、先端部の腋花芽は剪定時にかきとるそうです

 

これは、起こしてジョイント栽培するんだと

 

 

 

上伊那郡中川村の浦上園 標高580mって只見くらい

平成13、14年度と「南水」で農林水産大臣賞受賞だって

 

ここちらだけ後継者がいらっしゃいましたが、後継者は5年前から就農で財布は任されてるらしい

ぶっちゃけて、「梨より林檎の方が儲かる」だって・・・梨屋ばっかりの前で

 

園地の写真・・・幸水と南水の園で、いっぺんに花が咲くので綺麗です

ここは幸水なので無袋でした 幸水でも袋をかける産地の人は驚いていましたよ

 

園地紹介・・・幸水で10a辺り6tだって これで儲からないって、ど~ゆ~事

 

平成23年度の防除実績 オライのと比べると殺虫剤や殺ダニ剤が多いな

 

 

 

飯田市の今村園・・・苗木から仕立てた「南水」の園です

埼玉県の門井氏の技術指導を受けてるそうですが、

関東の技術が通用するなら大熊の技術も通用するかな

 

骨格枝を棚下に配置

整枝剪定を効率的にし、果実品質のバラツキを少なくするそうな

 

受粉は赤松子等の増量剤を使わず、ヤーリーや今村秋から採取し、

その純花粉に前年の幸水の花粉を増量剤にして、一花叢(かそう)一花のみに受粉し

後の摘果作業の効率化を計っているんだそうです・・・70aを3人で4日で終わらすって

 

梵天以外の受粉機やミツバチなんかは、実がなりすぎるので使わないんだって

殺虫剤撒きすぎてムシが居ないのかも

 

こちらは、「喰えなくなる」くらい日焼けをおこすので、袋かけは必須だそうで

10a辺り14,000枚をかけてるとか オライの社員には合わないか

 

赤ナシ(幸水・豊水等)の防除暦

 

南水・二十世紀の防除暦

 

やっぱ、長野県のナシは二十世紀栽培が盛んだったのがわかるね